東野圭吾で現実逃避 | 『美しき凶器』を読んだ感想
やること満載。
ひとつひとつ・・・(-.-;)
時折現実逃避したい、そんな時
いつも私を癒してくれる、東野圭吾。
だいたいストーリーは癒しじゃないんだけど、
ぎゅっと入り込んで余計な考えを取り除いてくれる、そんな存在。
本日の作品はこちら。
『美しき凶器』東野圭吾(光文社文庫)
悪い・・・悪い女出てきますゼ!
でも、ふたりとも被害者、なんだよね。
同時に清らかな女性の愛も垣間見えます。
殺人事件が出てきて「重くない」というのも変な話だけれど
なんとなく現実離れした感じで、それほどぎゅ~っと苦しくなる感じではありません。
とはいえいつも通り、先の展開が気になって一気読みしたくなります。
でも今回
購入してから少々忙しくて
眠ぅい目をこじ開けては読み、また閉じかけて・・・寝る。を繰り返し、
前半ストーリーがあまり入ってこなかったけど(ウシャ比)
少し読み進めてからはいつもの東野圭吾ペースでガンガン引き込まれてゆきました。
最近のミステリー。
どうして本屋さんでなんとなく手に取った本は
その時の重要なテーマと結びついてくるんだろう。
今文字に起こしたら「あ、あたりまえか」と思ったんだけど
タイトルとか主題がその時気になっていることと結びつくのは当然だと思うんです。
でも、近頃の私は
中身を確認せずにパっと手に取って購入した本の中の登場人物たちが
その時頭の中でたくさんたくさん考えを巡らせていた方と同名だったり
サブ的なテーマというか、主題の奥に隠れているちょっとしたメッセージや
登場人物のふとしたセリフがその時の自分にとって重い意味を持つものであったり
登場人物の置かれた状況がその時の自分と全く一緒だったり
「なにこれ~~~~!!」(ゾワッ)ということが大変多いのです。
これもひとつの引き寄せでしょうか。
そんなことを思ったりして
またお仕事がんばります~♪