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【復興支援】大槌吉里吉里海岸ベリーダンス出演レポート

これでようやく追いついたw

⑤週末は岩手県。
吉里吉里海岸の特設会場にて、「第1回 吉里吉里 海と森の映画祭2015」でした☆

朝、盛岡に着いたら外は雨・・・(ToT)
予報を見たらみごとに「大雨」。
自分の雨女加減を呪う大雨・・・。

ハフラで雨が降らなかったのは、やはりみんなのおかげだな。と改めて感謝。。。

(T_T)

そういえば月初の打ち合わせの際も空はどんよりだった。

曇天模様の空の下では、盛り土真っ最中の風景も、よりさみしく見える。

来るたびに道が変わるような、全然進まないような、復興現場の風景。

打ち合わせの際は、フラのひろこ先生のお宅にお邪魔して
震災のお話。震災後のお話。いろんなお話を伺った。

小高い丘からは海が一望できて
震災時には海が割れるように波が押し寄せる姿が見えたとか。

つないでいた手が離れたら
もう隣にはいなかったご夫婦のお話や

復興復興というけれど、
長い時間をかけて自然にできあがった街並みと風景と、そこで過ごした昔の記憶と
現在進む復興後の姿は全く違うもので。
昔の思い出など全く無視した都市開発をしようとしていることに憤りを感じるなど

その場所に入り込んでみないと聞けない
だいじなお話をたくさん聞くことができた。

ひろこ先生のフラには
いろんな想いがたくさん詰まっていて
いつも観るたびに泣けてくる。

踊りを見るだけでなく一緒に過ごすと
余計にその思いが伝わってきて
より一層泣けてくる。

表現すること。伝えること。
ダンスって一体何だったんだろうという原点に戻れるひととき。
たくさんの方と共有したいです。

いつか東京の皆様にも
和野っこフラの皆様のダンスをお見せしたいと思っています。

★★★★★
さてさて、お話を先週末に戻しましょう。

盛岡から役場のHさんにご連絡すると
「降ってないよ!大丈夫!!できます!!!」との声。

でもゼッタイあの時大槌も降っていたはず。笑

雨の中、早朝から・・・というか恐らく前日から
特設会場の準備に携わっていたみなさま、本当にお疲れ様でした-☆

到着すると、まぁまぁ、、雨は小降りに。

個人的には雨の中ずぶぬれになりながら走ったり
そういうの何気にスッキリするなと思ってしまうタイプなのですが
他のご関係者様のことを思えば、なんとしてでも晴れてほしいところ!!

海岸ではすでにイベントが始まっていて
砂の芸術祭ではチームごとにテーマを決めて、砂で亀を作ったり運動靴を作ったりしている方々や・・・
SUP体験会を楽しむ人々が。
SUP・・・実はやったことがなくて、密かにこれも楽しみにしていたのです。

結果・・・メッチャ楽しいですよ!!

水面にちょんと乗って、そのまま水の上をゆーらゆーらしてる感じ、きもちいい~♪
サーフィンもやってみたくなった。

そうこうしているうちに雨も上がり♪
逆に雨だったからこその不思議や夕暮れの空になりました。

私は地元のウインドオーケストラの皆様の演奏で踊らせて頂きいい気持ち(*^-^*)

砂浜の上で踊るのは、とっても気持ちがよいです。

照明バッチリ、音響完璧のステージで踊るのも気持ちいいですが
私のような野生児には、このような自然の舞台で踊らせて頂く方が
生の自分に戻れる感じが致します。

このような機会を頂きありがとうございました。

本当は今回、だいすきなU-KOちゃんの歌声を大槌の皆様にお聞かせしたかったのですが
やむを得ない事情につき、ひろこ先生の「涙そうそう」とU-KOちゃんのコラボが叶いませんでした。でもやっぱりこの日の先生も素敵だった。

すごくシンプル。

でも泣ける。

ひろこ先生ご自身も踊るたびに泣きながら踊ってる。

この日、MCをしてくださっていたYさんが、この歌の紹介文を読んでいる時に涙に言葉が詰まるシーンがありました。
すごく気持ちわかるんです。
私も花巻・北上でMCさせて頂いた際に同じように胸が詰まる気持ちになったから。

ショータイムが終わって、映画鑑賞会の時間に
ひろこ先生がYさんにお声をかけていた。

「ごめんねぇ・・・気の毒なことしちゃったねぇ・・・。」と。
聞けば、Yさんは震災でご家族を亡くしていて
先生は、MCはYさんでした~!とイベント最後にお名前が紹介されて初めて、先生の幼少時代かわいがってもらった方がYさんのおじいさまだったことを知ったそうで。

先生は「つらいことを思い出させちゃって申し訳なかったねぇ・・・。」とずっと言っていた。
Yさんは、「意外なところでおじいさまの思い出がお話できてうれしかったです。」と言っていた。

確かにYさんにとっては苦しかったと思う。
でもその日の「涙そうそう」はひろこ先生の想いとYさんの想いが乗っかって、いつもよりさらに特別な響きを持って私には聞こえてきた。

東京のみなさまにも見せてあげたかったです。

★★★★★
映画鑑賞会の上映作品は「リトルフォレスト・夏」。

岩手を舞台にした作品で、大自然に囲まれて暮らしながら、ただ淡々と収穫して、食べる。

自分の幼少時代と重ねて
なんとなく季節の匂いが感じられるような気がしました。

海辺で観る映画は
とてもロマンティックな感じで。

スクリーンの向こうに月が浮かんでいたり
虫のこえや
波の音や
屋台での話し声とか

いろんなものが心地よく感じました。

すごくいいイベント。
来年も開催してほしいけれど、
来年以降数年は吉里吉里海岸の工事が行われる為、同じ形では開催できないそうです。

二次会は、吉里吉里国に移動。
http://kirikirikoku.main.jp/

火の儀式、幻想的だった。
(途中入った車のライトの邪魔はご愛嬌で・・・w)

役場の方々がピザを焼いてくれたり(手作り!!)

楽しい時間を過ごしました。

それにしても、大槌町役場は本当にフレンドリーでアットホームです!
たくさんのご縁を経てつながることができたことに、心から感謝致します。